きのこの燻製は、しいたけ、エリンギ、まいたけの食感を比べながら作れるレシピです。きのこは加熱すると水分が出るため、細かく切りすぎず、短時間で香りを付けた後にスキレットで仕上げると、チップへ水が落ちにくくなります。
燻製器の熱だけで十分に火が通ったか判断しにくい場合は、煙を付ける工程と加熱する工程を分けます。市販の食用きのこを使い、最後まで加熱してから食べてください。
きのこ | 切り方 | 仕上がり |
しいたけ | 軸を外し、大きければ半分 | かさに煙が付きやすく、しょうゆ味と好相性です。 |
エリンギ | 縦に4等分、太ければ長さも半分 | 厚みがあり、歯ごたえを残しやすいです。 |
まいたけ | 大きめの房に分ける | 端が香ばしくなりやすく、煙も入りやすいです。 |
しめじ | 石づきを落とし、大きな房に分ける | 小さく落ちやすいため、細かな網やバスケット向きです。 |
分量 | 2人分 |
燻製時間 | 10分から15分で香り付け |
仕上げ加熱 | スキレットで水分を飛ばしながら十分に加熱 |
おすすめ燻製材 | クルミ、ヒッコリー、ブナ |
しいたけ | 2枚 |
エリンギ | 1本 |
まいたけ | 1/2パック |
オリーブ油 | 小さじ1 |
バター | 10g |
燻製醤油またはしょうゆ | 小さじ1 |
少量 |
1. 市販の食用きのこを用意する
野外で採ったきのこは使わず、種類が明確な市販品を使います。軸の硬い部分や石づきを取り除きます。
2. 汚れと水分を取る
表面の汚れは乾いたキッチンペーパーで拭きます。洗った場合は水分が残らないよう、ペーパーでよく拭いてから広げます。
3. 大きめに分ける
加熱すると縮むため、食べる大きさより少し大きめに切ります。まいたけやしめじを細かくほぐすと網から落ちやすくなります。
4. 冷やして運ぶ
密閉容器へ入れて保冷します。油、塩、しょうゆは現地で加え、運搬中にきのこから水分が出るのを抑えます。
1. 網かバスケットへ並べる
きのこを重ねず、切り口が煙に当たるよう並べます。小さなしめじはスモーカーバスケットか穴を開けたアルミホイル皿を使います。
2. 短時間燻す
少量のチップを加熱し、10分から15分ほど煙を付けます。きのこから水分が落ち始めたら、チップ皿へ直接落ちていないか確認します。
3. スキレットで仕上げる
オリーブ油を入れたスキレットへ移し、水分を飛ばしながら十分に加熱します。火が通ってしんなりしたら、バター、しょうゆ、黒こしょうを加えてすぐ火から外します。
最初からバター醤油で炒めたきのこを燻製器へ入れると、水分と脂がチップへ落ちやすくなります。味付け前に短時間燻し、最後にスキレットで加熱すると、煙の香りと焼き目を分けて調整できます。
べたつく | 重ねすぎ、細かく切りすぎ、塩を先に振ったことが原因です。大きめに分け、味付けは仕上げにします。 |
煙が止まる | きのこの水分がチップへ落ちています。受け皿を入れ、食材とチップ皿の位置をずらします。 |
中心が生っぽい | 煙を付けただけで加熱を終えています。スキレットへ移し、全体がしんなりするまで十分に加熱します。 |
香りが重い | まいたけや薄いしいたけは煙を吸いやすいため、10分から確認し、チップ量を減らします。 |
バター醤油のほか、オリーブ油とガーリック、燻製塩と黒こしょう、レモンとパセリが合います。燻製したきのこは、燻製ベーコンときのこの和風パスタや、スモークチーズリゾットへ少量加えると香りを重ねられます。
きのこは加熱後も水分が多いため、常温で保存しません。キャンプでは作ったら早めに食べ、余った分は清潔な容器へ移して速やかに冷やします。異臭、ぬめり、変色がある場合は食べないでください。
キャンプ場の火気、保冷、片付けを含む流れはキャンプで燻製を楽しむ方法、チップへの水滴対策はスモークチップに水や脂を落とさないコツを確認してください。