イカの燻製は市販のおつまみでも定番ですが、家庭ではイカの一夜干しを使うと失敗しにくくなります。すでに塩味と乾燥が入っているため、短時間の燻製でも香りがのりやすいレシピです。
完成までの目安:1時間から半日
難易度:★(初心者向け)
燻製法:熱燻法 または 温燻法
おすすめタイプ:鍋型・卓上型スモーカー
イカ一夜干しは短時間で香りがつくため、家庭用の鍋型や卓上型スモーカーで作りやすいです。温度を上げすぎると硬くなるので火加減を調整しやすい器具が向いています。
詳しくは燻製を始めるときに用意するものを参考にしてください。
イカの一夜干し | 1枚から2枚 |
好みで少量 | |
好みで少量 |
屋外の熱燻用にはコールマンの小型スモーカーが候補です。一夜干しを網に収まる長さへ切り、縮んでも重ならない間隔と汁受けを確保します。香りを軽くするならりんごチップから試せます。
加熱用の一夜干しには中心温度の確認も必要です。薄い胴や脚へ感温部が収まるか、食品用温度計の挿し方と選び方を確認し、煙の香りだけで食べられるとは判断しません。
1.水分をふき取る
イカの一夜干しは表面の水分をキッチンペーパーでふき取ります。大きい場合は、燻製器に入るサイズに切っておきます。
2.乾燥させる
パッケージの保存方法と加熱の要否を確認します。表面が濡れていれば清潔なペーパーで水分を取り、網と受け皿にのせて冷蔵庫内で乾かします。常温での風乾は行いません。
3.燻製する
予熱した器具で燻して香りを付けます。要加熱の一夜干しは、香りや色、燻煙時間だけで完成と判断せず、最も厚い部分を中心温度計で測り、75℃で1分以上に達するまで加熱を続けます。温燻で香りを付けた場合も、直ちに仕上げ加熱をしてください。厚生労働省の家庭での加熱目安を参照してください。
4.仕上げる
食べやすい大きさに切り、好みでブラックペッパーを振ります。マヨネーズや七味ともよく合います。
イカは加熱しすぎると硬くなりますが、要加熱品を「軽く炙るだけ」で食べないでください。中心部の加熱を優先し、煙が強すぎる場合は次回使うスモークチップを少なめに調整します。
魚介の燻製としては、タコの燻製、ホタテの燻製、たらこ・明太子の燻製も作りやすいです。
訂正(2026年9月29日):イカの一夜干しは包装の加熱表示に従って調理します。要加熱品は、燻煙時間や香りだけで完成を判断せず、中心までの加熱を確認してください。