スペアリブは肉の旨みと脂がしっかりあるため、燻製との相性が非常によい食材です。骨の近くの加熱と脂受けに気を配り、中心温度を確かめて仕上げます。
完成までの目安:2日
難易度:★★(中級者向け)
燻製法:熱燻法 または 温燻法
おすすめタイプ:箱型・縦型スモーカー
スペアリブは厚みと脂があるため、庫内に余裕があり温度管理しやすい箱型・縦型が向いています。
詳しくは燻製を始めるときに用意するものを参考にしてください。
豚スペアリブ | 500g程度 |
塩 | 肉の重量の2%程度 |
砂糖 | 塩の半量程度 |
小さじ1程度 | |
少量 | |
ひとつまみ | |
1枚 |
屋外用のLOGOSスモークタワーは、厚みのある肉と汁受けの距離を取りたい場合の候補です。骨を無理に折って詰め込まず、網と壁の寸法に合わせて量を減らします。
香りはサクラチップから。加熱の確認にはTT-583などを使い、骨ではなく厚い肉の中心へ感温部を入れます。必要な追加加熱用のオーブンも用意してください。
1.下味をつける
スペアリブに塩、砂糖、ブラックペッパー、ガーリック、オールスパイスをすり込みます。袋にローレルと一緒に入れ、冷蔵庫で一晩置きます。
2.塩抜きと乾燥
生肉は水洗いせず、表面の調味料をペーパーで拭きます。塩気を確認したい場合は端を十分に加熱して味見します。清潔な網に載せて冷蔵庫で表面を乾かし、室温で長く放置しません。
3.燻製する
器具の説明書に従って煙で香りを付けます。骨の近くなど最も厚い部分の中心温度75℃で1分以上を清潔な温度計で確認します。庫内温度や時間だけで判断しません。
4.仕上げ焼き
中心加熱が足りなければオーブンやフライパンで追加加熱し、再度中心温度を確認します。脂の受け皿を使い、調理後は室温に長く置きません。
スペアリブは脂が多いため、サクラやヒッコリーのようなしっかりしたスモークチップが合います。甘めにしたい場合は砂糖を少し増やし、辛めにしたい場合はブラックペッパーを多めにします。
訂正(2026年9月29日):スペアリブは室温で長く干さず、冷蔵庫で表面を乾かします。骨や表面の色を加熱の証拠にせず、最も厚い肉の中心温度と保持時間を確認してください。
衛生・加熱の参照:厚生労働省「家庭での食中毒予防」。