鴨の燻製は、脂のうま味と煙の香りが合う中級者向けのレシピです。鴨ロースを使うと、少量でも満足感があり、前菜やおつまみ、年末年始の一品にも使えます。
完成までの目安:1日
難易度:★★★(中級者向け)
燻製法:温燻法
おすすめタイプ:箱型・卓上型スモーカー
鴨は脂が落ちるため、受け皿を置けて温度管理しやすい箱型や卓上型が向いています。煙を強くしすぎず、低めの温度で仕上げます。
詳しくは燻製を始めるときに用意するものを参考にしてください。
鴨ロース | 1枚 |
塩 | 肉重量の1.5%程度 |
少量 | |
好みで少量 | |
1枚 |
屋外で網の高さを使い分けるならLOGOSスモークタワーが候補です。最下段を汁受けに使い、鴨の脂が燻煙材へ落ちない配置にします。網3枚をすべて肉用に使えるわけではありません。
脂の風味を残す香りの候補はくるみチップ。中心の確認にはTT-583などの差し込み式温度計を別に用意し、付属の庫内計だけで完成にしません。
1.下味をつける
鴨ロースに塩、ブラックペッパー、好みでローズマリーをまぶし、冷蔵庫で一晩置きます。
2.水分をふき取り乾燥させる
表面の水分を拭き、清潔な網に載せて冷蔵庫で表面を乾かします。室温で長く干しません。脂の受け皿も用意します。
3.温燻する
器具の説明書に従い煙で香りを付けます。庫内温度と時間だけで完成とせず、最も厚い部分の中心温度75℃で1分以上を清潔な温度計で確認します。達しない場合はフライパンやオーブンで追加加熱します。
4.休ませて切る
燻製後はアルミホイルで包み、10分ほど休ませます。薄く切ると香りと脂のバランスがよくなります。
鴨は煙を強くかけすぎると脂の甘みが消えます。サクラよりも、リンゴやクルミのような穏やかな燻製材も合います。食材相性はスモークチップの食材相性表も確認してください。
そのまま前菜にするほか、サラダ、そば、バゲットにも合います。冷めてもおいしいので、作った翌日に薄切りで食べるのもおすすめです。
訂正(2026年9月29日):鴨肉の下準備と乾燥は冷蔵で行い、最も厚い部分の中心温度と保持時間を確認してください。表面の燻製色だけで安全に食べられるとは判断できません。
衛生・加熱の参照:厚生労働省「家庭での食中毒予防」。